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よくある質問(FAQ)ページの作り方|例文テンプレート付きで解説

ECサイトを運営していると、お客様から「送料はいくら?」「返品はできる?」といった同じようなお問い合わせを何度も受けることはありませんか?
丁寧に対応することは大切ですが、件数が増えると日々の業務を圧迫してしまいます。
そんなお悩みを解決するのが、充実した「よくある質問(FAQ)ページ」です。 

この記事では、ECサイトの「よくある質問ページ」の作り方から、そのまま使える例文テンプレート、見やすいデザインのコツまで解説します。
お客様の疑問を先回りして解消し、売上アップと業務効率化を同時に叶えましょう!

ECサイトに「よくある質問(FAQ)ページ」が必要な3つの理由

Welcartテーマ「和音(白雪)」デモサイトのよくある質問(FAQ)ページの例

Welcartテーマ「和音(白雪)」デモサイト よくある質問ページ 

ECサイトにおいて、「よくある質問(FAQ)」ページは、売上や日々の運営に直結する重要な役割を担っています。
まずは、なぜFAQページが必要不可欠なのか、その3つの理由を解説します。

理由 1

ユーザーの離脱を防ぎ、購入率(CVR)を向上させる

お客様が商品をカートに入れようとした際、「いつ届くのだろう?」「支払い方法は何が選べるのかな?」と疑問を抱くことがあります。
このとき、すぐに答えが見つからないと、不安を感じてサイトから離脱(別のサイトへ移動してしまうこと)してしまう確率がグッと高まります。
充実したよくある質問ページがあれば、お客様は自己解決でき、安心して購入ステップへ進めます。
結果として、サイトのCVR(コンバージョン率:訪問者が購入などの目的を達成する割合)の向上につながります。

理由 2

問い合わせ対応の負担を大幅に削減できる

「パスワードを忘れました」「領収書は発行できますか?」といった定型的な質問に、メールや電話で一つひとつ回答するのは、スタッフにとって大きな負担です。
よくある質問ページで事前に回答を用意しておけば、お客様はわざわざ問い合わせる手間が省け、運営側も個別対応の時間を大幅に削減できます。

理由 3

SEO対策(検索エンジン最適化)にも効果が期待できる

お客様が抱く疑問は、そのままGoogleなどの検索エンジンで検索されるキーワードになることがよくあります。(例:「〇〇(ブランド名) 返品方法」「〇〇 送料」など)
よくある質問ページに、こうした検索キーワードを含んだ自然なQ&Aを掲載することで、検索結果の上位に表示されやすくなり、ECサイトへの新たなアクセス流入(集客)を見込めます。

ECサイトの「よくある質問(FAQ)ページ」に載せるべき項目

よくある質問ページを作る際、質問が順不同に並んでいると、お客様は目的の答えを探し出せません。
まずは、ECサイトで必ず聞かれる項目を「カテゴリ分け」することが重要です。

以下の5つのカテゴリは必ず網羅するようにしましょう。

1

注文・支払いについて

  • 利用できる支払い方法(クレジットカード、銀行振込、代金引換、電子決済など)
    注文確定後に支払い手段で迷うお客様は多く、選べる方法を明示しておくことで購入直前の離脱を防げます。
  • 領収書や納品書の発行
    領収書や納品書の要否は経費精算をするお客様にとって重要で、発行可否や手順を案内すると問い合わせを減らせます。
  • 注文内容の確認方法
    「ちゃんと注文できたか不安」という声は多く、確認方法を示すことでお客様の安心につながります。
  • クーポンの使い方
    クーポンの入力場所や併用可否はつまずきやすいポイントで、説明があれば購入をスムーズに後押しできます。

2

配送・送料について

  • 配送業者について
    どの配送業者が届けるかは受け取り準備に関わるため、事前に分かると不在や再配達のトラブルを減らせます。
  • 配送料金(全国一律なのか、地域別なのか、いくら以上で送料無料になるのか)
    送料はカート投入前にもっとも気にされる情報のひとつで、明確にしておくとカゴ落ちを防ぎCVR向上に役立ちます。
  • 注文からお届けまでの日数
    いつ届くかが分からないと購入をためらわれやすく、目安を示すことで安心して注文してもらえます。
  • 日時指定や配送先の変更ができるかどうか
    日時指定や配送先変更の可否はギフト需要などで需要が高く、案内があると個別問い合わせを大きく減らせます。

3

返品・交換・キャンセルについて

  • 注文後のキャンセルができるかどうか
    注文後に気が変わるケースは一定数あり、キャンセルの可否や締切を示すとトラブルや感情的なクレームを防げます。
  • 返品や交換の条件(未開封のみ、到着後何日以内など)
    返品・交換の条件はお客様と店舗の認識違いが起きやすく、明文化しておくことで後々の行き違いを防げます。
  • 不良品が届いた場合の対応フロー
    不良品が届いた際の対応は信頼に直結するため、フローを示すことでお客様の不安を素早く解消できます。
  • 返品時の送料負担について(お客様都合か、店舗都合か)
    返品時の送料負担はトラブルになりやすい論点で、あらかじめ明記しておくと公平感が伝わり安心されます。

4

会員登録・マイページについて

  • 会員登録のメリットや費用について
    会員登録するメリットや費用が分からないと登録を見送られがちで、説明があると会員獲得につながります。
  • パスワードやログインIDを忘れた場合の対処法
    ログインできないお客様からの問い合わせは非常に多く、対処法を用意しておくと対応負担を大きく減らせます。
  • 登録情報(住所やメールアドレス)の変更方法
    住所やメールアドレスの変更方法が分からず問い合わせるケースは多く、手順を示すと自己解決を促せます。
  • 退会(アカウント削除)の手続き
    退会方法が分かりにくいと不信感につながるため、手続きを明示することで誠実な印象を与えられます。

5

商品やサービスに関するお問い合わせ

  • アパレルの場合:サイズ感や洗濯の注意点
    サイズ感や洗濯方法は購入後の満足度を左右し、事前に案内することでサイズ違いによる返品を減らせます。
  • 食品の場合:賞味期限、保存方法、アレルギー情報の確認方法
    賞味期限や保存方法、アレルギー情報は安全に関わる重要事項で、明示することで安心して購入してもらえます。
  • 定期購入の場合:解約のタイミング、スキップ(1回お休み)の方法
    定期購入の解約やスキップの方法が不明だと不安から申し込みを避けられがちで、案内があると申込のハードルを下げられます。

「よくある質問(FAQ)ページ」の例文・テンプレート

ゼロから文章を考えるのは時間がかかります。
ここでは、多くのECサイトでそのまま活用できる汎用的な例文・テンプレートをご紹介します。
自社のルールに合わせて [ ] の中や、その他の文章を書き換えてご利用ください。

例 1

どのような支払い方法がありますか?

[ クレジットカード(VISA、Mastercard、JCB、AMEX)、銀行振込、代金引換、PayPay / Amazon Payなどの電子決済 ] がご利用いただけます。
詳しくは「ご利用ガイド(お支払いについて)」のページをご覧ください。

例 2

送料はいくらですか?

全国一律 [ 〇〇〇 ] 円(税込)となります。ただし、 [ 北海道・沖縄・離島 ] [ 〇〇〇 ] 円(税込)となります。
なお、1回のご注文金額が [ 〇〇,〇〇〇 ] 円(税込)以上の場合は、送料無料でお届けいたします。

例 3

注文してからどのくらいで届きますか?

ご注文確定後(銀行振込の場合はご入金確認後)、通常 [ 〇 ] [ 〇 ] 営業日以内に発送いたします。
発送完了後、ご登録のメールアドレス宛に「発送完了メール(追跡番号)」をお送りしますので、そちらで配送状況をご確認いただけます。

例 4

届いた商品を返品・交換したいです。

お客様都合(サイズが合わない、イメージと違うなど)による返品・交換は、商品到着後 [ 〇 ] 日以内で、 [ 未開封・未使用 ] の場合に限り承ります。
その際の往復送料はお客様のご負担となりますのでご了承ください。
まずは、お問い合わせフォームより「ご注文番号」を添えてご連絡をお願いいたします。

例 5

注文した商品と違うもの(または不良品)が届きました。

大変申し訳ございません。
至急、正しい商品(または良品)と交換させていただきます。
商品到着後 [ 〇 ] 日以内に、お問い合わせフォームまたはお電話にてご連絡ください。
返送にかかる送料は弊社にて負担いたします。

「よくある質問(FAQ)ページ」の運用と改善のポイント

よくある質問ページを公開した後は、定期的なメンテナンスが欠かせません。
ECサイトを成長させるための運用ポイントをお伝えします。

Point 1

新しい質問は定期的に追加する

実際にお客様から寄せられた問い合わせ履歴は、よくある質問ページの宝の山です。
「最近、この商品に関する同じ質問が3件続いたな」と思ったら、すぐに新しいQ&Aとして追加しましょう。リアルな疑問を反映させることで、ページの価値がどんどん高まっていきます。

Point 2

アナリティクスを利用してよく見られている項目を分析する

Googleアナリティクスなどのアクセス解析ツールを使って、FAQページ内の「どの質問がよくクリックされているか(開かれているか)」を分析しましょう。
あまりにも多く見られている項目がある場合、サイトの構造や商品説明文自体が分かりにくい可能性があります。
FAQで答えるだけでなく、「商品ページ自体を修正する」「カート画面に注意書きを足す」といった根本的な改善につなげることが重要です。

Googleアナリティクスについては、以下の記事で詳しく解説しています。

Point 3

解決しなかった場合の「お問い合わせへの導線」を用意する 

FAQを読んでも疑問が解消しなかったお客様のために、ページの最後には必ず「お問い合わせフォーム」や「公式LINE」などへのリンクを分かりやすく設置しましょう。
「よくある質問で解決しない場合はこちら」と一言添えるだけで、お客様の不安やストレスを大きく軽減できます。

Welcartで充実した「よくある質問(FAQ)ページ」を作る方法

WordPress専用のECプラグイン「Welcart」を利用すれば、カスタマイズ性の高さを活かして、理想的な「よくある質問ページ」を簡単に構築できます。

Step 1

固定ページを新規作成する

WordPressの管理画面から「固定ページ」>「固定ページを追加」を開きます。
タイトルを「よくある質問」や「FAQ」とし、ページを作成します。
ブログ記事(投稿)ではなく、固定ページを使うことで、サイトのメニューやフッターにリンクを配置しやすくなります。

Step 2

見出しブロックを使ってQ&Aを整理する

本文は、カテゴリを見出し(H2)、各質問を見出し(H3)、回答を本文という階層で表記するのがおすすめです。
見出しを使って情報を階層化することで、目次プラグインを使用している場合は自動で目次が生成され、お客様が目的の質問をパッと探し出せるようになります。

FAQの数が多くてページが縦に長くなりすぎてしまう時は、クリック(タップ)すると回答がパッと展開される「アコーディオンブロック」を活用しましょう。
ページ全体がスッキリとまとまり、特にスマートフォンから閲覧しているお客様にとって格段に見やすく、探しやすくなります。

Step 3

回答から関連ページへのリンク(動線)を貼る

回答文の最後には、関連するページへのリンクを貼りましょう。
「お問い合わせフォームから連絡してください」と書くだけより、お問い合わせフォームへのリンクを直接張った方が親切です。

お客様を迷子にさせることなく、次のアクションへスムーズに誘導(動線を作成)することで、途中離脱を防ぎ、購入率(CVR)アップという大きなメリットにつながります。

ページが完成したら、「公開」ボタンをクリックします。

Step 4

グローバルメニュー or フッターに入口を追加する

ページを公開しただけではお客様に見つけてもらえません。
WordPress管理画面の 「外観」>「メニュー」 から、グローバルメニューまたはフッターにFAQページのリンクを追加し、終了です。

まとめ:わかりやすいFAQページで顧客満足度を高めよう!

ECサイトにおける「よくある質問(FAQ)ページ」の作り方や、そのまま使える例文について解説しました。

よくある質問ページは、ECサイトにおける「優秀な接客スタッフ」のようなものです。
お客様の不安を先回りして取り除くことで、顧客満足度は向上します。

まだFAQページを作っていない方、あるいは情報が古くなっている方は、ぜひ今日、この記事の例文テンプレートを参考にして、自社の「よくある質問ページ」の作成(または更新)に着手してみてください。

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