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WordPressプラグインの更新方法|ECサイトを守る手順と5つの注意点

WordPressのプラグイン更新を「不具合が起きそうで怖い」「やり方が分からない」と放置していませんか?

しかしECサイトにおいて、更新の放置はセキュリティの脆弱性や売上ストップといった取り返しのつかないリスクを招きます。

この記事では、Welcartを利用するEC運営者向けに、安全な更新方法や、更新後に確認すべきポイントを分かりやすく解説します。

WordPressのプラグイン更新を放置するとどうなる?

プラグインを更新しないまま放置すると、次の4つのリスクが発生します。

1

セキュリティ脆弱性による「不正アクセス・情報漏えい」

プラグインの更新で最も多い理由が「セキュリティの脆弱性修正」です。
古いバージョンを使い続けるということは、発見された脆弱性をそのまま放置しているのと同じ状態を意味します。
ECサイトの場合、不正アクセスを受ければ、個人情報の漏えいにつながり、信用失墜・損害賠償・営業停止といった取り返しのつかない事態になりかねません。

2

WordPress本体との互換性崩れによる「サイト表示エラー」

WordPress本体は定期的にアップデートされており、それに合わせてプラグインも更新されます。
プラグインだけ古いまま放置すると、WordPress本体との互換性が崩れ、ある日突然「画面が真っ白」「管理画面に入れない」といった事態が発生します。

3

決済プラグインの不具合による「売上ストップ」

EC運営をしている方にとって、最も恐ろしいリスクがこれです。
決済に関係するプラグインの更新を怠ると、決済代行サービス側の仕様変更に追従できず、ある日突然「決済ができない」状態に陥ります。
お客様が商品をカートに入れて購入手続きまで進んだのに、最後の決済画面でエラーになってしまった場合、売上機会損失に直結します。

4

お問い合わせ・会員機能の停止による「機会損失」

お問い合わせフォームのプラグインが動かなくなれば新規問い合わせがすべて消失し、「商品に関する質問ができない」「注文のキャンセル依頼が届かない」といったクレームの引き金になります。
発見が遅れるほど機会損失は膨らみます。

プラグイン更新前に確認すべき5つの注意点

実際に更新作業に入る前に、押さえておきたい注意点が5つあります。

注意点 1

バックアップを取得

作業前に、必ずサイト全体のバックアップを取得してください。
データベースとファイルの両方が必要です。

バックアップの取得手順は、以下の記事で詳しく解説しています。

注意点 2

プラグインは「1つずつ」更新

更新画面では複数のプラグインをまとめて更新できますが、ECサイトでは、1つずつ更新し、更新ごとに「実際の表示」を確認することをおすすめします。

理由は明確で、複数を一括更新すると不具合が発生したときに「どのプラグインが原因なのか特定できない」からです。

注意点 3

メジャーバージョンアップは更新内容をチェック

プラグインのバージョン番号は通常「2.11.4」のように3つの数字で構成されており、左側ほど大きな変更を意味します。

メジャー更新(2.x → 3.x)仕様の大幅変更、互換性に影響が出やすい
マイナー更新(2.10 → 2.11)機能追加・改善
パッチ更新 (2.11.3 → 2.11.4)バグ修正・セキュリティ修正

特にメジャー更新の場合は、プラグイン公式サイトの更新履歴やリリースノートを必ず読み、仕様変更による影響範囲を把握してから更新してください。

注意点 4

Welcart本体やPHPとの互換性を事前確認

プラグインを更新する前に、現在の動作環境との互換性を必ずチェックしましょう。
Welcartの拡張プラグインの場合、商品詳細ページに対応する「Welcart本体のバージョン」と「PHPのバージョン」が記載されています。
ご利用の環境が対応バージョンから外れている場合は、プラグインの更新前に、先にWelcart本体やサーバーのPHPバージョンを更新する必要があります。

注意点 5

繁忙期・キャンペーン期間を避けて作業

更新作業は、必ずアクセスの少ない時間帯に実施しましょう。
深夜帯(午前2〜5時など)や、週末を避けた平日が一般的におすすめです。

セール期間中・キャンペーン期間中・大型連休前後は、万が一不具合が出た場合の損失が大きくなるため、避けるべきタイミングです。

プラグインの安全な更新方法

準備が整ったら、いよいよ実際の更新作業に入ります。
5つのステップで安全に進めましょう。

STEP1 メンテナンスモードでサイトを非公開にする

更新作業中にお客様がサイトを訪れて購入手続きを始めてしまうと、エラーやデータ不整合の原因になります。
「WP Maintenance」などのメンテナンスモード・プラグインを使って、作業中はサイトを一時的に非公開にしましょう。
メンテナンスモードを有効化すると、訪問者には「ただいまメンテナンス中です」などのメッセージが表示され、管理者だけが通常通り操作できます。

STEP2 バックアップを取得する

万が一、更新後にエラーが発生してサイトが表示されなくなってしまった場合に備えて、作業前に必ずサイト全体のバックアップを取得しましょう。
バックアップさえあれば、トラブルが起きても更新前の正常な状態に戻すことができるため、安心して作業を進められます。
データベースとファイルの両方が最新の状態で安全な場所(Googleドライブなど)に保存されていることを確認してから、次のステップへ進みましょう。

STEP3 1つずつ更新を実行する

WordPress管理画面の左メニューから「プラグイン」→「インストール済みプラグイン」を開きます。
更新が必要なプラグインの「更新」をクリックして新バージョンへの更新を実行しましょう。
このとき、まとめて更新できる一括ボタンは使わず、万が一のエラー原因を特定しやすくするために、必ず「1つずつ」更新ボタンを押して進めるのが重要なポイントです。

STEP4 動作確認をする

更新後は必ずフロント(実際の表示)画面で動作確認を行います。
具体的にどこを確認すればいいかについては、後述する「【プラグイン別】更新後に確認すべき場所」を参考にしてください。
万が一不具合が見つかった場合は、慌てずバックアップから復元しましょう。
動作確認をして問題がなければ、他のプラグインも同様に「1つ更新しては動作確認をする」という手順を繰り返して進めてください。 

STEP5 メンテナンスモードを解除する

すべてのプラグインの更新と動作確認が無事に完了したら、ステップ1で設定したメンテナンスモードを解除します。
最後に、スマートフォンの実機などでもサイトにアクセスし、お客様から見て正常にサイトが表示され、買い物ができる状態に戻っているかを確認して作業終了です。

【プラグイン別】更新後に確認すべき場所

「1つずつ更新→確認」と言われても、何を見ればいいかわからない方も多いはずです。
ここでは、プラグインの種類ごとに必ず確認すべき場所を具体的にまとめました。

決済関連プラグイン

決済プラグインの更新後は、テスト購入を実施してください。

確認ポイント


決済画面へスムーズに遷移できるか

決済情報の入力ができるか

決済完了画面(サンクスページ)が正常に表示されているか

お客様・管理者双方の自動送信メールが受信できるか

管理画面の「受注リスト」に正しく計上されているか

定期購入プラグイン

定期購入プラグインの更新後は、お客様側の画面だけでなく、注文を受ける管理画面側の動作も必ず確認しましょう。

確認ポイント


定期購入商品の初回決済(テスト決済)がエラーなく完了するか

お客様マイページの「定期購入情報」セクションが正常に表示されているか

管理画面側で、定期購入としての受注データが正しく生成されているか

クーポン発行プラグイン

クーポン発行プラグインの更新後は、クーポンコードが正しく機能するか確認します。

確認ポイント


カート画面でクーポンコードが正しく入力・適用できるか

割引額や割引率が計算され、カートの合計金額に正しく反映されるか

クーポン適用後の状態のまま、注文完了までエラーなく進むか

ギフト品一括注文プラグイン

ギフト品一括注文プラグインの更新後は、フロント(実際の表示)画面で複数配送先に関する機能が正しく動作するか確認します。

確認ポイント


複数配送先の登録・編集・削除が正常にできるか

複数配送先を指定した際、配送方法に応じた送料計算が正しく行われるか

SEO/フォーム系プラグイン

SEOやお問い合わせフォームなど、ショップ運営を補助するプラグインも更新後の動作確認が欠かせません。

確認ポイント


お問い合わせフォームからのテスト送信がエラーなくできるか

ユーザー宛の自動返信メールと、管理者宛の通知メールの受信がエラーなくできるか

ページのソースコードで仕様変更による出力漏れがないか

サイトマップファイルが正常に生成・更新されているか

プラグイン更新作業に不安がある方は「Welcartクラウド」がおすすめ

ここまで読んで、「やることが多くて自分でやるのは不安」「日々の運営で更新作業まで手が回らない」と感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな方には、Welcart公式が提供する「Welcartクラウド」というサービスがおすすめです。

バージョンアップ代行

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WordPress本体・テーマ・プラグイン・PHPのバージョンアップを対応。

不具合解決サポート

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アップデート時の不具合や、クレジットカードの課金エラーを修正対応。

サーバー構築・保守

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稼働率99.9%を誇る高速で安全なサーバー環境を提供し、毎日30世代の自動バックアップにも対応。

自社で更新作業を行うリスクとして、不具合発生時の損失(売上停止、復旧費用、機会損失)があります。
一方、Welcartクラウドを利用すれば、Welcartを熟知したプロのチームが更新作業と不具合対応をワンストップで担当するため、安心して本来の事業運営に集中できます。

まとめ:プラグイン更新は「準備」「1つずつ」「確認」の3原則

Welcartで運営するECサイトにとって、プラグイン更新はセキュリティ・売上・顧客満足度を守るための重要なメンテナンス作業です。

本記事で解説した内容を、最後に3つのポイントに整理します。

  1. 準備を怠らない:必ずバックアップを取り、繁忙期を避けて作業する
  2. 1つずつ更新する:複数を一括更新せず、フロント確認をはさみながら進める
  3. 確認を徹底する:プラグインの種類に応じて、適切な箇所を必ずチェック

更新を放置するリスクは、想像以上に深刻です。
一方で、正しい手順を踏めば、トラブルの大半は防げます。

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