返信先: 【解決済】免税事業者がWelcart を利用するときの問題点につきまして
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kitagawa 様
ありがとうございます。
免税事業者はインボイス発行ができない為、税込表示をすることでインボイス発行を求められることを避けたいということでしょうか?
そうですね。免税事業者の方にとっては、インボイス制度が始まるとそれが一番の悩みになるでしょう。
ただ、金額の方は、「支払った消費税額」を販売価格に転嫁した「お客様の支払総額」を示せばいいだけですが、これを「税込み 〇〇円」とか「〇〇円(税込)」と表現するのは、どうかと言った意見もあります。
つまり
税込表示をすることで
の表現が難しいのです。
このトピックの冒頭で示しましたように、
国税庁では、免税事業者が消費税を受け取ることは想定していないために、免税事業者がつけるこの「販売価格の名称」(「消費者が支払うべき金額の総額」の名称)を決めてくれませんでした。
消費税が入っていないのに「税込み」?という疑問です。
この点、国税庁は今なお、社会が混乱するのがわかっていても「我関せず」的な態度を貫いています。
今後、日本国民が、このインボイス制度の導入を機にきちんと消費税のことを学んでくれて、「よし!免税事業者のために、呼び名を付けよう!」みたいな声が大きくなればいいのですが、それまでは、この価格の名称を何と呼べばいいのか根拠を持って説明できる人はいないと思います。
「 〇〇円(消費者が支払うべき金額の総額)」は正解ですが、何とも長ったらしい名前になってしまいますね。
ですから、様々な意見もあるかと思いますが、現状としては、「 〇〇円 税込み」などと無意味な表記はしないで、「〇〇円(何も書かない)」が妥当な気がします。
何も書かないと、別の問題が出てきます。
「税込」と書いていなければ、「税抜かも?」と思われて、問い合わせを受けるかもしれないという意見です。
かといって、「税込」と書けばインボイスが発行できると誤解されるかもしれない・・・
免税事業者としては、問い合わせが増えて、どちらにしても面倒なことになるわけです。
これが、先に書いた、国税庁が、社会が混乱するのがわかっていても「我関せず」的な態度・・・(批判を込めて)に繋がります。
ご想定の動作が可能か確認いたします。
まとめますと、
前提として、免税事業者であっても、税率0%にしないで、
Welcart Shop >基本設定 にて、
消費税表示 表示しない
消費税区分 税込
消費税対象 総合計金額
適用税率 消費税率 10% と 軽減税率 8%
のように、きちんと「区分記載請求書等が出せる設定」にした場合に、
・「(消費者が支払うべき金額の総額)」に 「 〇〇円(税込) 」などの消費税を臭わす文言がないこと。
・ 消費税額は、書かない
・ 商品が軽減税率対象品であれば、その旨わかるように表示しなければならない
・ 消費税が課税されるものは、税率と税率ごとに区分した合計金額を表示しなければならない
免税事業者に求められる、「区分記載請求書等と同等の記載事項」を充足する請求書等を希望しています。
尚、このトピックは「要望と提案」に投稿しました。
個人的なカスタマイズではなく、Welcart を利用するすべての免税事業者の方に選択肢を広げることに繋がると思います。是非、ご検討頂きたく重ねてお願い申し上げます。