Welcart 2.11 の「会員情報編集時のメール認証」に伴うテーマの影響

Welcart 2.11 より「会員情報編集時のメール認証」というオプションが追加されました。 このオプションは、会員システムを利用しているサイトにおいて、ログインした会員がマイページで会員情報の編集(内容の修正、会員の退会)をしようとする際に、会員にメールを送信して本人確認を行う機能です。 会員は届いた認証メールのURLをクリックしてからでないと、会員情報の編集ができません。クレジットカードの登録・変更がマイページからできるようになっている決済モジュールをご利用の場合も、同様に認証メールを送信します。 この機能を実現するために、マイページの表示方法が変わります。 「会員情報編集」フォーム 今までマイページの下部(購入履歴の下)にあった会員情報の入力フォームが非表示になります。 また、「会員情報編集へ》」のボタンをクリックすると確認アラートを表示し、会員に認証メールを送信します。 会員は届いた認証メールのURLをクリックして、マイページを再表示します。 「会員情報編集へ》」のボタンをクリックすると、会員情報編集フォームを表示します。 認証メールのURLをクリックしてからでないと、会員情報編集フォームへ進めないので、会員情報の編集ができなくなります。 テーマとカスタマイズへの影響 ご利用のテーマによっては、この機能が正常に動作しない場合があります。 Welcart公式テーマ以外のテーマをご利用の場合、以下のような問題が発生する可能性があります。 「会員情報編集へ》」のボタンが表示されない マイページのメニューボタンが表示されるエリアのclass名を変更されていると思われます。 「会員情報編集へ》」ボタンが2つ表示されるようになった 元々の「会員情報編集へ》」のボタン(リンク)のclass名を変更されているか、独自のclass名で追加されていると思われます。 オリジナルテーマをご利用の場合 マイページのスタイルと、会員情報編集フォームのスタイルが大きく崩れる可能性があります。 TCD社製テーマをご利用の場合 マイページのスタイルと、会員情報編集フォームのスタイルが大きく崩れます。弊社で追加CSSを用意していますので、問い合わせフォームよりご依頼ください。 機能の無効化 この機能は、Welcart を 2.11 にアップデートすると即時に有効化され、サイトに適用されます。 この機能により、マイページの表示崩れが大きく、ご自身での修正が難しい場合や、この機能が不要な場合は、システム設定>拡張機能>会員に関するセキュリティ>会員情報編集時のメール認証を「無効化する」にして「設定を更新」してください。

Welcart 2.7 の変更点とカスタマイズへの影響について

間もなく(2022年7月25日)Welcart 2.7 がリリースされます。商品のデータ構造を変えることで、ページの表示スピードを改善することができました。管理画面の商品マスターのレスポンスが良くなるだけでなく、ネットショップにとってはとても大切なSEOにまで良い影響を与えることになる重要な変更となります。他のショップとの競争に勝つためにも、是非2.7へのアップグレードをお勧めします。 アップグレードの手順、注意点についてはこちらをご参照ください。

子テーマの利点とは?|配布子テーマの使い方

子テーマとは? 子テーマとは、既存のテーマ(=親テーマ)と同じデザインや機能を引き継ぐテーマです。テーマ等をカスタマイズしたいときには子テーマを使用することが推奨されています。 子テーマの利点としては、子テーマ自体は基本的にバージョンアップの必要がないということが挙げられます※。子テーマのコードは親テーマに依存しており、親テーマをバージョンアップすることで更新内容が子テーマにも反映されるためです。 Welcart では現在、「Welcart Basic」を親テーマとしてデザインや機能を変更した各種子テーマを提供しています。

税別価格で「総額表示」にする場合のテーマでの対応

2021年4月1日から、商品の「総額表示」が義務化されます。 どうしても現在登録されている税抜価格のまま運用を続けたい場合は、税込価格を追記する必要があります。修正すべきテンプレートが複数あり、テーマや利用しているプラグインによっても異なります。スタイルシートも編集することになるので、ハードルが高く慣れている方でも非常に手間がかかります。 税込価格での運用に切り替える場合は下記トピックを参照してください。

MODE「食材販売」デモサイトのカスタマイズ方法

先日公開しました Welcart Mode の「食材販売」デモページはご覧いただけましたでしょうか。食材販売はもちろん、コーディネート機能を利用した「料理レシピ(記事)」に食材(商品)を紐づけて食材の売り方に工夫を入れたデモページとなっております。「食材販売」デモページでは、子テーマにカスタマイズを施し「アパレル」デモページとは全く異なるデザインに仕上げております。今回、デモサイト作成でおこなったカスタマイズ内容のご説明をさせていただきます。

会員ログイン時に「Security check4」がでる場合の対処法

会員ログインしようとすると「Security check4」とだけ表示したページに遷移してしまうことがあります。 これは、テーマに直書きでWelcart会員のログインフォームを設置している場合、Google Chromeのセキュリティー強化のための仕様変更に伴って起きているものかと思われます。

軽減税率適用ショップのためのテンプレートタグ

軽減税率が適用されるショップでは、消費税率10%の商品と8%の商品が混在することもあるかと思います。 テーマで利用できるテンプレートタグを用意しましたので、適宜ご利用ください。 ※このテンプレートタグはWelcart v1.9.22 から利用できます。

BELDAD 「インテリア雑貨」デモサイトのカスタマイズ方法

先月リリースしました「インテリア雑貨」を商材とした Welcart Beldadのデモページはご覧いただけましたでしょうか。追加CSSやテーマカスタマイザー機能を利用し、美容・コスメのデモページとは全く異なるデザインに仕上げました。今回のデモサイト作成でおこなったカスタマイズ内容のご説明をさせていただきます。

Google カスタマーレビューのスクリプトタグの設置方法

Google カスタマーレビューの導入には、スクリプトをテンプレートに記述する必要があります。 設置するテンプレートファイルは、wc_templates/cart/ 内の wc_completion_page.php テンプレートです。 場所は get_footer(); の前でなくてはいけません。 また、受注番号などを取得するため、グローバル変数(global $usces_entries;)を宣言しておく必要があります。

Welcart1.7以降のテンプレート仕様について

こんにちは。 Welcart バージョン1.7 より、子テーマを利用している場合の wc_templates 及び usces_cart.css の仕様が変わりました。 Welcart バージョン1.7以前で、子テーマに wc_templates の全てのテンプレートと usces_cart.css を置いていない場合は、スタイルが崩れるなどの影響が出ますので子テーマの修正が必要となってきます。 以下、その修正方法についてご案内させていただきます。