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【Welcart】不具合発生時にまず試すこと

不具合が発生すると、何から手をつければいいのか分からず焦ってしまいますよね。

しかし、これから紹介する「5つのステップ」で順番に切り分けを行えば、不具合の原因を大きく絞り込めます。

落ち着いて1つずつ原因を潰していけば必ず解決の糸口が見えるので、まずは本記事の手順を一緒に確認していきましょう。

【重要】作業前に必ずバックアップを取る

不具合の原因を特定する作業に入る前に、必ずサイトのバックアップを取得してください。

不具合解消作業では、プラグインの停止・再有効化、テーマの変更など、サイトに影響を与える操作を行います。
操作中に状況が悪化したとしても、バックアップさえ取っておけば、「作業前の状態」にいつでも戻せるため、安心して作業に取り組めます。

不具合の原因を特定する5ステップ

バックアップが取れたら、いよいよ不具合の原因を特定する切り分け作業に入ります。
以下の5ステップを上から順番に試します。
原因が特定できた時点で作業終了でOKなので、必ずしも全ステップを実施する必要はありません。

1

システム要件の確認

2

キャッシュの削除・停止

3

エラーメッセージの確認

4

プラグインを停止

5

テーマを変更

ポイントは、不具合の原因は必ずしも「直前に操作したこと」とは限らないため、「これが原因に違いない」と思い込まずに調査することです。
順番を守って上から順に切り分けていくことが、見落としを防ぎ、効率的に原因を特定する最大の秘訣になります。 

それでは、各ステップの具体的な手順を1つずつ見ていきましょう。 

STEP1 システム要件の確認

まず最初に確認すべきは、Welcartを動かすための「システム要件」を満たしているかです。
WordPressやPHPのバージョンが古すぎたり、逆に新しすぎたりすると、Welcartが正常に動作しない場合があります。

バージョンの確認方法

  1. WordPress管理画面にログインする
  2. 左メニューの 「ツール」→「サイトヘルス」 をクリック
  3. 上部タブの 「情報」 を選択
  4. 「WordPress」セクションでWordPressのバージョンを確認
  5. 「サーバー」セクションでPHPのバージョンを確認

確認できたバージョンが、Welcart公式のシステム要件ページで推奨されている範囲に入っているかチェックしてください。
もし要件を満たしていない場合は、以下の対応が必要です。

状態対応方法
WordPressが古い場合管理画面から本体を更新
PHPが古い / 新しすぎる場合契約中のサーバー管理画面から、推奨バージョンに変更

WordPressやPHPバージョンの変更はサイト全体に影響します。
変更前に必ずバックアップを取り、可能ならお客様のアクセスが少ない時間帯(深夜など)に実施してください。
また、作業中はお客様の予期せぬアクセスや購入エラーを防ぐため、「メンテナンスモード」を有効にしておくことを推奨します。
不安がある場合は、後述するWelcartクラウドのような保守サービスの利用を検討しましょう。

STEP2 キャッシュの削除・停止

「更新しても変化がない」「自分のPCでは表示が崩れているのに、他のPCでは正常に見える」といった症状は、キャッシュが原因のことが多いです。

チェックすべきキャッシュは、以下の3種類です。
すべて順番にクリアしましょう。

1

ブラウザキャッシュ

まずは自分が使っているブラウザのキャッシュをクリアします。

OSショートカットコマンド
WindowsCtrl + Shift + Delete
MacCmd + Shift + Delete

表示された画面で「キャッシュされた画像とファイル」を選択して削除してください。

2

サーバーキャッシュ

契約中のレンタルサーバーの管理画面にログインし、キャッシュ機能をOFFにします。
特に、wpXサーバーではキャッシュをOFFにしないと正常に動作しません。
設定の場所はサーバー会社ごとに異なるため、「(サーバー名) キャッシュ 設定」で検索して確認してください。

3

キャッシュプラグイン

キャッシュプラグインを使っている場合は、まずプラグインの管理画面からキャッシュをクリアし、その後プラグイン自体を停止します。

Welcartでは、キャッシュプラグインの使用を一切推奨していません。

会員ページやカートページにまでキャッシュが効いてしまうと、「他人の個人情報(名前や住所、購入履歴など)が別のユーザーの画面に表示されてしまう」という、致命的な個人情報漏洩事故に直結する恐れがあるためです。

また、決済情報・カート内容など、リアルタイム性が必要な処理に対して古い情報を返してしまい、深刻な購入トラブルの原因にもなります。
ECサイトを安全にお客様に利用していただくため、キャッシュプラグインは必ず停止(削除)してください。

キャッシュ系プラグインの危険性については、以下のページでも解説しています。

キャッシュをすべてクリアしても症状が改善しない場合は、次のステップに進みます。

STEP3 エラーメッセージの確認

画面が真っ白、あるいはページが途中で切れて表示される場合は、プログラム内部でエラーが発生している可能性が高いです。
エラーの中身を確認することで、原因を大きく絞り込めます。
エラーメッセージの確認方法は、大きく2つあります。

方法A

WordPressのデバッグモードを有効化する

FTPソフト(FileZilla等)でサーバーに接続し、WordPressのルートディレクトリにある wp-config.php をダウンロード・編集します。
ファイル内の以下の行を探してください。

define( 'WP_DEBUG', false );

これを次のように変更します。

define( 'WP_DEBUG', true );

変更後、ファイルをサーバーにアップロードすると、エラー発生時に画面上に詳細メッセージが表示されるようになります。

WP_DEBUGをtrueにすると、お客様にもエラー内容が見えてしまいます。
深夜など閲覧が少ない時間帯に短時間だけ実施し、確認後はすぐにfalseに戻してください。

方法B

サーバーのエラーログをダウンロードする

お客様に影響を出さずに確認したい場合は、サーバー管理画面からエラーログを直接ダウンロードする方法がおすすめです。
多くのレンタルサーバーでは、管理画面の「ログ管理」「アクセスログ/エラーログ」といったメニューから取得できます。

「ボタンを押しても反応しない」「カート画面に遷移できない」といった症状は、JavaScriptエラーの可能性が高いです。
ブラウザ(Google Chrome等)で該当ページを開き、以下の手順で確認します。

  1. 該当ページを開いた状態で [ 右クリック ] > [ 検証 ] をクリック
  2. デベロッパーツールが開くので、上部の 「Console」タブ をクリック
  3. 赤字で表示されているエラーメッセージを確認

STEP4 プラグインを停止

不具合の原因として最も多いのが、他プラグインとの競合(コンフリクト)です。

特定のプラグインがWelcartと相性が悪かったり、プラグインの更新によって不具合が発生することがあります。1つ1つ停止・有効化しながら確認してみてください。

以下のプラグインは絶対に停止しないでください。
停止するとショップの購入機能自体が止まってしまいます。

  • Welcart e-Commerce(本体)
  • WCEX〜で始まるすべてのWelcart専用拡張プラグイン
  • 決済関連プラグイン

プラグインを停止しても不具合が改善しない場合は、次のステップに進みましょう。

STEP5 テーマを変更

ステップ4までで原因が特定できなかった場合、使用中のテーマがエラーを引き起こしている可能性があります。
特に、ステップ3でJavaScriptエラーが確認できた場合は、テーマが原因のケースが非常に多いです。

切り分けのため、Welcart公式が無料配布している「Welcart Basic」テーマに一時的に切り替えて、エラーが消えるかどうかを確認します。

Welcart Basicテーマに切り替える手順

  1. Welcart Basicテーマの配布ページから、テーマファイル(ZIP形式)をダウンロード
  2. WordPress管理画面の 「外観」→「テーマ」→「テーマを追加」→「テーマのアップロード」 を開く
  3. ダウンロードしたZIPファイルをアップロードして「今すぐインストール」
  4. インストール後、「有効化」 をクリック
  5. ショップページを表示して、エラー症状が改善したか確認

Welcart Basicに切り替えると、これまでのデザインとは大きく異なる表示になります。
あくまで「切り分けのためのテスト」であることを忘れず、お客様のアクセスが少ない時間帯に短時間だけ実施してください。
その際、「メンテナンスモード」を有効化してサイトを一時的に非公開にした状態でテストを行い、確認が終わったらすぐに元のテーマと表示に戻しましょう。

エラーが消えた場合、使用していたテーマが原因です。
テーマファイルの修正が必要となりますが、PHPやJavaScriptの専門知識が求められます。
ご自身でのコード修正が難しい場合は、無理にいじらず、弊社サポート窓口までお問い合わせください。

ステップ1から5までを試しても改善しない場合は、サーバー環境やデータベース、または複雑なカスタマイズ領域などが原因となっている可能性があります。ご自身での解決が難しい高度な技術調査が必要なケースが多いため、さらなる詳細な調査や対応については、弊社サポート窓口までお気軽にご相談ください。

不具合対処に不安がある方は「Welcartクラウド」がおすすめ

ここまで5ステップの切り分け方法を解説してきましたが、正直なところ「毎回この対応をやるのは大変」「エラーログを読んでも意味がわからない」「テーマやPHPの修正までは自分では無理」と感じた方も多いのではないでしょうか。

そんな方におすすめしたいのが、Welcart公式が提供する保守付きパッケージ「Welcartクラウド」です。

アップデート後の不具合を
無償で解決

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WordPress・プラグイン・テーマ・PHPのアップデートで発生した不具合を、Welcartの開発元エンジニアが追加費用なしで修正。

99.9%の稼働率保証

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キャンペーン時のアクセス急増にもスケーラブルに対応し、ダウンタイムによる売上機会損失を防ぐ。

手厚いWordPress保守

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年2回の一斉更新、緊急セキュリティ対応、開発終了プラグインの監視、毎日30世代分のバックアップまで、すべて標準サービスに含まれる。


「自分で切り分け作業をする時間がない」「不具合対応から解放されて売上アップに集中したい」という方は、一度検討してみる価値があります。

まとめ|Welcartの不具合は「順番に切り分け」で原因を見つけよう

Welcartで不具合が発生したときは、パニックにならず、作業前バックアップ → 5ステップの切り分けという手順を守ることが、最短ルートでの復旧につながります。

大切なのは「これが原因に違いない」と思い込まず、上から順に試すことです。

そして、繰り返し発生する不具合対応に疲れたら、Welcartクラウドのような保守サービスの活用も選択肢に入れてみてください。

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