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SEOに強い「売れる商品名」作り方!検索順位を上げる方法とは

「商品は自信作なのに、なぜかアクセスが増えない」…そんな悩みを抱えていませんか?実は、その原因の多くは「商品名」にあります。

ECサイトにおいて、商品名はお客様と商品を繋ぐ最大の「入り口」。どれほど素晴らしい商品でも、検索されなければ存在しないのと同じです。しかし逆に言えば、商品名を少し工夫するだけで、アクセスを増やし、売上を伸ばすことができるのです。

本記事では、今日からすぐに実践できる「検索される商品名の付け方」を解説します。あなたのショップの「眠れる商品」を、売れ筋商品へと変えていきましょう。

なぜ「商品名」が売上を決める?SEOとクリック率の基本

ECサイトにおいて、商品名の最適化はコストゼロでできる最強の集客施策です。なぜなら、検索エンジンは「画像のおしゃれさ」や「価格の安さ」よりも先に、まず「商品名というテキスト情報」を見て、検索結果に表示する商品を決めているからです。

商品名は、以下の2つの視点で売上の「入り口」となります。

対「検索エンジン」

対「検索エンジン」
(SEO評価)

Googleやモール内検索は、商品説明文よりも「商品名」に含まれるテキストを最重要視して順位を決定します。ユーザーが検索するキーワードが商品名に入っていなければ、どんな人気商品でも検索結果には表示されません。

対「ユーザー」

対「ユーザー」
(クリック率)

検索順位が上がっても、クリックされなければ意味がありません。単なる型番の羅列ではなく、「送料無料」「即日発送」といったユーザーが得られるメリットが一目でわかる商品名は、クリック率(CTR)を劇的に高め、結果として検索順位のさらなる上昇にも繋がります。

もちろん、検索された後の「クリック率」や「購入率」を高めるためには、魅力的な商品画像も欠かせません。画像作成テクニックについては、以下の記事も合わせてご覧ください。

SEOに強い商品名|キーワード選び3つのポイント

効果的な商品名を付ける第一歩は、ユーザーが使う「生きた言葉」を見つけることです。 自分の感覚だけで「かわいい」「おしゃれ」といった言葉を選んでも、検索されなければ意味がありません。

ここでは、検索ボリュームの考え方や便利なツール、競合に勝つための分析手法を解説します。リサーチの質が、売上のスピードを決めます。

Point 1

ビッグキーワードとロングテールキーワードの組み合わせ

キーワードには、検索数が多い「ビッグキーワード」と、具体的で購買意欲が高い「ロングテールキーワード」の2種類があります。

「Tシャツ」など。
検索数は多いが、競合が激しく上位表示が難しい。

「Tシャツ メンズ Vネック 白 速乾」など。
検索数は少ないが、「まさにそれを探していた」という濃いユーザーを狙える。

SEOに強い商品名は、この両方をバランスよく含んでいます。ビッグキーワードで広く認知させつつ、ロングテールキーワードで確実に購入へ繋げる構成を目指しましょう。

Point 2

サジェスト機能とツールの活用

ユーザーのリアルな悩みを知るには、サジェスト機能(予測変換)が最強の武器になります。 Googleなどの検索窓に「財布」と入力した際、自動で表示される「財布 メンズ」「財布 折りたたみ」といった候補語は、実際に多くの人が検索しているキーワードそのものです。

この「サジェストキーワード」にはユーザーの用途が隠れているため、商品名に盛り込むことでクリック率が劇的に向上します。

より効率的にリサーチしたい方は、以下のツールを活用しましょう。

Point 3

競合上位商品のキーワード分析

すでに検索上位にいる競合商品は、検索エンジンから「正解」と評価されているお手本です。競合が「どのキーワード」を「どの順番」で並べているかを分析しましょう。

ただし、丸パクリはNGです。 「北欧」「木製」といった重要なキーワードは押さえつつ、競合が訴求できていない自社独自の強み(「完成品でお届け」「5年保証」など)をプラスすることで、差別化を図ります。

SEOに強い商品名|4つの構成ルール

キーワードが決まったら、いよいよ商品名を作成しましょう。 単にキーワードを並べるだけでは不十分です。検索エンジンにもユーザーにも好まれる「構成ルール」が存在します。

特に重要なのは「情報の優先順位」と「読みやすさ」です。限られた文字数の中で、いかに効率よく魅力を伝えるか。ここではプラットフォームを問わず使える4つの構成ルールを解説します。

Rule 1

重要キーワードは「冒頭15文字」以内に配置

商品名SEOにおける最重要ルールです。 「メインのキーワード」や「決定的な強み」は、必ず左側(冒頭)の10〜15文字以内に収めてください。理由は2つあります。

検索エンジンは、冒頭にある言葉ほど「このページにとって重要」と判断する傾向があります。

スマホの検索結果では、商品名の後半が省略(…)されてしまうことがあります。

ユーザーが一瞬で「何の商品か」を判断できるよう、勝負は冒頭の文字で決まります。

Rule 2

ブランド名は知名度に合せて正しく配置

「ブランド名を商品名のどこに入れるか」は、知名度によって戦略が異なります。

商品名の冒頭に入れる(指名検索されるため)

商品名の後半、または【】などで区切って入れる

まだ誰も知らないブランド名で検索する人はいません。
新規ブランドは、「一般名称(何の商品か)」や「特徴」を優先的に配置し、まずは検索に引っかかることを最優先しましょう。

Rule 3

型番・品番・スペック情報は末尾に配置

Welcartテーマ「Duo」デモサイト商品詳細ページ

型番(ABC-1234)やサイズ(W120×D45)は、指名買いユーザーには重要ですが、一般ユーザーにはノイズになりがちです。 これらは商品名の「末尾」に配置するのが定石です。

「一般名称」「特徴」「ブランド名」「型番」

例:ダイニングテーブル  4人掛け 木製  [ブランド名]  [DT-001] 

この順序を守ることで、広い層へのアピール(SEO)と、型番指名検索(指名買い)への対応を両立できます。

Rule 4

記号・装飾文字(【】や★)の効果的使用

Welcartテーマ「Duo」デモサイト商品詳細ページ

視線を集めてクリック率を高めるために、記号は強力な武器になります。

【送料無料】【公式】など強調したい箇所に使いましょう。

「★ポイント10倍★」など、お得感を出したい時に使いましょう。

ただし、使いすぎは逆効果です。記号だらけの商品は「スパム(怪しい業者)」のように見え、信頼性を損ないます。
また、Amazonなど商品名での記号使用がNGなモールもあります。詳細は次章で解説します。

【プラットフォーム別】商品名作成時に注意したいルール

商品名においてSEOの基本は共通ですが、出店する場所(プラットフォーム)によって特徴やルールは異なります。

同じ商品でも、自社EC用、Amazon用、楽天市場用と、それぞれの「癖」に合わせて商品名を使い分けることが売上最大化の鍵です。

まずは主要3プラットフォームの違いを一目で把握しましょう。

プラットフォーム商品名の推奨文字数特徴・戦略
自社EC
(Welcart/Shopify)
全角28~32文字程度Google検索(SEO)が基準。
検索結果(タイトルタグ)と連動するため簡潔に。
Amazon全角50~80文字程度簡潔さを評価。
ガイドライン厳守。シンプルで読みやすい名称が好まれる。
楽天市場全角127文字以内キーワードの多さを評価。
多くのキーワードを網羅し、検索ヒットを狙う。

※2026年2月時点の情報です。詳細や最新情報は各公式サイトでご確認ください。

自社EC|Google検索(SEO)が基準

自社ECサイト(Welcart / Shopifyなど)の場合、最大の集客経路は「Google検索」です。 ここでの商品名は、そのままGoogle検索結果の「タイトルタグ(Title)」として表示されることが多いため、Googleのルールに従う必要があります。

Googleの検索結果で表示されるのは、全角28~32文字程度です。これを超えた部分は「…」と省略されてしまいます。 情報を詰め込むのではなく、ユーザーが検索画面で見た瞬間に「クリックしたくなる」、簡潔かつ魅力的な商品名を目指しましょう。

Point

「サイト上の表示」と「SEO用タイトル」を使い分ける(Welcartの例)

自社ECサイトを構築する際、カートシステムによっては「サイト上に表示される商品名」と「Google検索エンジンに伝えるタイトル」を別々に設定できる機能があります。

例えば、「Welcart」の場合、商品登録画面に「商品名」「商品詳細ページタイトル」という2つの入力欄が用意されています。

デフォルトでは「商品名」に入力したワードが「商品詳細ページタイトル」にも反映されます。しかし、SEOの観点(検索順位の決定)において圧倒的に強いのは、後者の「商品詳細ページタイトル」です。

この機能を活用すると「ショップの画面上ではスッキリと短い商品名を見せて洗練された印象を与えつつ、Google検索用(詳細ページタイトル)にはSEOキーワードをしっかり盛り込む」といった、人間と検索エンジンの両方に好かれる高度な裏技が可能になります。

Welcartをご利用の方は、ぜひこの「商品詳細ページタイトル」の欄を最大限に活用してみてください。

参考:Welcart Shop マニュアル 商品詳細ページ情報

Amazon|ガイドライン厳守と「簡潔さ」を評価

Amazonは「顧客体験(見やすさ)」を最優先するため、過度なキーワードの羅列や装飾文字(★や【】)を嫌います。ガイドラインでも「簡潔であること」が強く推奨されており、長すぎる商品名は検索対象外になるリスクすらあります。

ブランド名 + 商品名 + 仕様(色・サイズなど)

特にスマホアプリでは表示文字数が短いため、重要な情報を商品名の冒頭30〜40文字以内に凝縮し、可読性を高めることが購入への近道です。

※2026年2月時点の情報です。ガイドラインの詳細や最新情報は以下の公式サイトでご確認ください。
Amazon|商品名の要件とガイドライン

楽天市場|キーワードの多さを評価

楽天市場のSEOは、Amazonとは対照的です。

楽天市場の検索エンジンは、商品名に含まれるキーワードの多さを評価します。文字数制限も全角127文字と長いため、関連ワードをできるだけ多く盛り込む「加点方式」が有効です。

商品名だけでなく、「キャッチコピー」のような要素も含めるのが一般的です。

イベント名: 母の日、クリスマス、福袋

用途・ターゲット: ギフト、業務用、レディース、20代

これらを後半部分に詰め込むことで、幅広い検索ニーズ(網)を広げることができます。ただし、最重要ワードは必ず冒頭に置いてください。

※2026年2月時点の情報です。ガイドラインの詳細や最新情報は以下の公式サイトでご確認ください。
楽天市場|出店案内 プラットフォームの透明性及び公平性の 向上に関する取り組みについて

【AI活用】SEOに強い商品名を作るコツ

数多くの商品を扱うショップにとって、一つひとつの商品名を考えるのは膨大な手間です。 そこで役立つのが、GeminiやChatGPTなどの生成AI。キーワードの組み合わせやキャッチコピー提案、NGワードチェックまで、「優秀なアシスタント」として即戦力になります。

ここでは、AIを使って「売れる商品名」を量産する時短テクニックと、品質を守るためのチェックフローを解説します。

【コピペOK】売れる商品名を効率的に作るプロンプト

AIに良い商品名を作らせるコツは、具体的な「役割」と「制約条件」を与えることです。 まずは、以下の指示文(プロンプト)をコピーして、生成AIに指示を出してみましょう。

プロンプト例

あなたはGoogle SEOのスペシャリストです。 以下の商品情報とターゲットキーワードを基に、Google検索結果でクリック率が最大化する商品名を5案作成してください。

[商品情報]
・商品: 本革の二つ折り財布
・ブランド名: 〇〇レザー
・特徴: 薄型、カード10枚収納、スキミング防止
・ターゲット: 30代ビジネスマン

[制約条件]
・全角28〜32文字以内に収めること。(Google検索で省略されない長さ)
・最重要キーワード(本革、二つ折り、薄い)は必ず冒頭に配置すること。
・キーワードの羅列ではなく、「魅力的なキャッチコピー」として成立させること。
・装飾文字(★など)は使用せず、シンプルで信頼感のある表現にすること。

AI生成後の人間によるチェックポイント

AIが出力した案は、そのままコピペで使うのはNGです。 AIは「それっぽい言葉」を作るのは得意ですが、「事実の正確さ」や「法律」までは保証してくれないからです。

AIを「作成ツール」として使い、最後は人間が「編集長」として以下の項目を必ずチェックしてください。

事実確認 AIが勝手に「日本製」「No.1」などの嘘情報を足していないか?

自然な日本語: 翻訳調の不自然な言い回しになっていないか?

禁止ワード: モールに出店する場合、規約違反になる言葉が含まれていないか?

トンマナ: ブランドの雰囲気(高級感、親しみやすさ)に合っているか?

この「AI作成 → 人間チェック」のフローを確立すれば、品質を落とさずに作業効率を劇的に向上させることができます。

商品名だけでなく、コストがかかる「商品画像」の作成もAIに任せてみませんか? 最新の生成AIを使えば、プロ並みのモデル着用画像や背景画像を生成できます。AIでEC運営を効率化したい方は必見です。

商品名作成時によくある失敗

良かれと思って行ったSEO対策が、実は逆効果になっているケースも少なくありません。

ここでは、初心者が陥りやすい「やってはいけない」NG例と、その対策について解説します。これらを避けるだけでも、ショップの健全性と評価を守ることができます。

キーワードの羅列・詰め込みすぎ(スパム判定)

NG例

「Tシャツ Tシャツメンズ Tシャツ白 シャツ 夏服 トップス Tシャツ…」

同じ単語を執拗に繰り返す行為は、検索エンジンから「キーワードスタッフィング(詰め込みスパム)」と判定されます。 これは検索順位を下げる大きな要因になるだけでなく、ユーザーからも「怪しい業者」に見えてしまい、クリックされません。

キーワードは重複させず、「類語」や「関連語」に置き換えて、自然な文章になるように網羅しましょう。

薬機法・景品表示法に抵触する表現

NG例

「絶対痩せる」「ガンが治る」「No.1獲得(根拠なし)」

健康食品、化粧品、雑貨などにおいて、効果効能を断定したり、根拠のない最上級表現(No.1、最高、完全)を使ったりすることは、法律で厳しく規制されています。 これらに違反すると、プラットフォームからのペナルティだけでなく、行政処分の対象にもなり得ます。

「個人の感想です」と書いても免罪符にはなりません。必ず事実に基づいた、法律の範囲内での表現を心がけてください。

実態と異なる「釣りタイトル」(検索汚染)

NG例

ノーブランド品に「〇〇風」「〇〇タイプ」と有名ブランド名を入れる。

検索に引っ掛けるためだけに関係のない人気ワードを入れるのは、「検索汚染」と呼ばれる迷惑行為です。 ユーザーは「なんだ、偽物か…」と失望してすぐにページを閉じます(=直帰率の上昇)。

検索エンジンは「この商品はユーザーをガッカリさせた」と判断し、検索順位を大きく下げます。実態と乖離した釣りタイトルは、百害あって一利なしと心得ましょう。

まとめ|商品名SEOは「一度決めて終わり」ではなく、PDCAで育てよう

本記事では、売れる商品名の付け方について、SEOの基礎からAI活用術までを解説しました。

最後に、最も重要なことをお伝えします。それは、「商品名に正解はないが、最適解はデータにある」ということです。 どれほどセオリー通りに商品名を付けても、競合の状況や季節のトレンドによって検索順位は日々変動します。

  • 検索順位は上がったか?(Search Consoleなどで確認)
  • クリック率は増えたか?
  • 売上に繋がっているか?

これらの反応を見ながら、キーワードを入れ替えたり、キャッチコピーを変えたりして、商品名を改善し続けることが重要です。 まずはあなたのショップの「アクセスが伸び悩んでいる商品」を1つ選び、今日学んだテクニックを使って商品名を変更してみてください。その小さな一歩が、大きな売上アップへの入り口になるはずです。

「売れる商品名」が完成したら、それらを掲載するショップ(売り場)のデザインや機能を見直しましょう。 どれだけ商品が良くても、カート周りが使いにくければ購入には繋がりません。Welcartをお使いの方がまず取り組むべき「売上アップの基本施策」をまとめました。