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Welcart和風テーマ「和音」を美しく使いこなす|特徴・キービジュアル・色選びガイド

Welcart和風TIPS記事のキービジュアル画像

「和音(Waon)」は、Welcart初の“和”をコンセプトにしたECテーマです。
縦書きや伝統色パレット、キービジュアル設定など、日本らしさを美しく表現できる機能がそろっており、初心者でも使いやすいのが魅力です。

ちょっとした設定の変更だけでもサイト全体の印象を大きく変えられるため、デザインに自信のない方でも扱いやすく、楽しみながら世界観づくりができます。

この記事では、「和音」の特徴からキービジュアルの見せ方、色選びのコツまで、デザイン作りに役立つポイントをわかりやすく紹介します。

Welcart和風ECテーマ「和音」とは?

Welcart初となる“和”の公式テーマ 「和音」 は、日本の”美”が息づくミニマル和モダンなECテーマです。
「和音」が目指したのは、ブランドの物語を静かに、深く、美しく伝えるEC表現。
その世界観をより明確に届けるために、背景色の異なる 白(白雪)/黒(黒曜) の2バージョンを同時にリリースしました。

白雪(しらゆき)

  • 背景色:
  • 文字色:
  • 向いているジャンル:和菓子、雑貨、美容、ギフト系
  • サイトの印象:明るい・清楚・柔らかい
  • 写真の見え方:全体が明るく、柔らかい印象に

黒曜(こくよう)

  • 背景色:
  • 文字色:
  • 向いているジャンル:酒類、工芸品、和装、高級ライン
  • サイトの印象:高級感・重厚・和モダン
  • 写真の見え方:色が締まり、商品の存在感が強くなる

Welcart和風ECテーマ「和音」の特徴5つ

「和音」は、和の世界観を美しく表現できるように設計されたテーマです。
特に、色・文字・レイアウトの細かな部分まで “和らしさ” を整えられる機能が充実しており、初心者でも上品なデザインが作れます。
ここでは、そんな「和音」の魅力を感じられる5つの特徴を紹介します。

  1. 視線を惹きつける「縦書き」レイアウト
  2. 個性を彩る「130色の伝統色パレット」
  3. 静かで心地よい「アニメーション」
  4. 細部まで整う「余白・書体」カスタマイズ
  5. 自然と美しく整う「キービジュアル」

01視線を惹きつける「縦書き」レイアウト

見出しや説明文を縦書き表示にでき、日本語ならではの“流れ”や“余白の美”を表現できます。和風サイトの雰囲気づくりに強い個性を発揮します。

視線を惹きつける「縦書き」レイアウトのイメージ画像

02個性を彩る「130色の伝統色パレット」

茜色・瑠璃色・抹茶色など、日本文化を連想させる130色をご用意。
商品に合う“和の配色”が簡単に実現できます。

30色の伝統色パレットのイメージ画像

▶ 和音の伝統色を使いこなす色選びガイド|初心者向けのコツとおすすめカラー

03静かで心地よい「アニメーション」

フェードインなどの控えめで上品なアニメーションをブロック単位で設定可能。(マニュアル
商品を自然に引き立て、サイト全体の統一感を高めます。

04細部まで整う「余白・書体」カスタマイズ

パディング・マージンの余白調整や、明朝体/ゴシック体の切り替えが自由にできます。
細部まで整った、美しい和のページデザインが仕上がります。

細部まで整う「余白・書体」カスタマイズのイメージ画像

05自然と美しく整う「キービジュアル」

見出しや説明文の有無、縦書き/横書きの選択に応じてレイアウトが自動で最適化されます。
どんなパターンでも“崩れない”美しいビジュアルを実現します。

パターン1 表示方向:縦書き/見出しと説明を入力した場合のレイアウト

表示方向:縦書き/見出しと説明を入力した場合のイメージ画像

パターン2 表示方向:横書き/見出しと説明を入力した場合のレイアウト

表示方向:横書き/見出しと説明を入力した場合のイメージ画像

パターン3 見出しと説明が未入力の場合のレイアウト

見出しと説明が未入力の場合のイメージ画像

和音のキービジュアル設定ガイド|構成をより美しく見せるコツ紹介

和音のキービジュアル設定イメージ画像

和音は、ちょっとした設定の違いだけでサイトの印象を大きく変えられるのも特徴のひとつです。
キービジュアル設定では、サイトの雰囲気や商品ジャンルに合わせて、「画像/動画」「見出し」「説明文」の有無、「縦書き/横書き」を自由に選択できます。(マニュアル
ここでは、まず縦書きと横書きの効果の違いを解説し、その後におすすめの構成パターンを紹介します。

  1. 縦書きと横書きの使い分けのコツ
  2. より美しく見せる構成パターン4選

縦書きと横書きの使い分けのコツ

日本語ならではの表現ができる「縦書き」と、読みやすく軽快な印象の「横書き」。
どちらを選ぶかによって、キービジュアルの雰囲気は大きく変わります。
ここでは、それぞれの特徴と相性のよい商品ジャンルを紹介します。

縦書き:静けさ・余白・品格を演出したいときに最適

縦書きの場合のキービジュアルのイメージ画像

縦書きは、日本語ならではの美しさを引き出す表現で、“静けさ” “余白” “落ち着き” を感じさせる世界観に向いています。
視線の動きがゆっくりになるため、上質で丁寧な印象になります。

  • 工芸品(陶磁器、漆器、木工)
  • 和菓子、和スイーツ
  • 日本酒、茶葉
  • 高級ライン、ギフト用途の商品
  • 物語や背景を感じやすい
  • 余白が強調されるため高級感が増す

横書き:読みやすく、ブランドの“軽やかさ”や“親しみ”を伝えたいときに

横書きの場合のキービジュアルのイメージ画像

横書きは、視線の動きがスムーズで読みやすいため、“明るさ” “親しみ” “軽やかさ” を表現したい場合に適しています。

  • オーガニック系の食品
  • 和雑貨、アクセサリー
  • コスメ・ライフスタイル系
  • 若い層がターゲットの商品
  • 見出し(キャッチコピー)が読みやすい
  • テンポよく視線を誘導できる

より美しく見せる構成パターン4選

ここでは、キービジュアルをより美しく見せるためのおすすめの構成パターン4つを紹介します。
「見出しは必要?」「説明文はどれくらい?」と迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

なお、ここで紹介する構成パターンは、縦書き・横書きのどちらでも使える共通の考え方です。
文字方向に関わらず、見出しや説明文の量や構成を少し調整するだけで、同じ画像/動画でも大きく印象を変えられます。

  1. 情報と世界観のバランスを取る構成
  2. キャッチコピーで印象づける構成
  3. 説明文中心で世界観に引き込む構成
  4. ビジュアルの魅力を最大限に引き出す構成

情報と世界観のバランスを取る構成

見出し有(おすすめ文量:1~2行程度/全体で20文字前後)
説明文有(おすすめ文量:3〜5行程度/全体で40文字前後)

縦書き横書き
縦書きの場合のキービジュアルのイメージ画像横書きの場合のキービジュアルのイメージ画像

「情報と世界観の両方を伝えたい」という場合に最適です。
見出しより説明文の方が少し長くなることで、視線の流れが自然に整い、バランスの良いキービジュアルを作れます。

キャッチコピーで印象づける構成

見出し有(おすすめ文量:1~2行程度/全体で20文字前後)
説明文

縦書き横書き
縦書き・見出しのみのキービジュアル横書き・見出しのみのキービジュアル

短いフレーズで世界観を直感的に伝えたい場合に最適です。
文字量が少ない分、画像の雰囲気を損なわず、記憶に残りやすいキービジュアルになります。

短いフレーズ例

  • 季節を、贈る。
  • 手仕事のぬくもり。
  • ひとつ、ひとつ、丁寧に。

説明文中心で世界観に引き込む構成

見出し
説明文有(おすすめ文量:4〜8行ほど/全体で40~80文字前後)

縦書き横書き
縦書き・説明文のみのキービジュアル横書き・説明文のみのキービジュアル

見出しを置かずに丁寧な説明文だけで構成すると、詩のような静かな雰囲気になり、世界観に没入できる仕上がりになります。

特に言葉で伝えたい下記のような内容に向いています。

  • 工芸品の背景や職人の思い
  • ブランドストーリー
  • 商品に込めたコンセプト

ただし、文字数が多すぎると、スマホで冒頭スクロールが長くなり、離脱の原因にもなるため注意が必要です。

ビジュアルの魅力を最大限に引き出す構成

見出し
説明文

見出しと説明文が設定されない場合のキービジュアル

商品そのものの魅力や素材感、制作風景をビジュアル主体で伝えないたい場合に最適なパターンです。
最もインパクトが強く、視覚だけで世界観を印象づけることができます。

  • 動きのある商品
  • 伝統工芸品
  • 季節感を出したい食品・自然素材

和音の伝統色を使いこなす色選びガイド|初心者向けのコツとおすすめカラー

「和音」には、日本の美意識を表現する130色の伝統色パレットが搭載されています。
ここでは、伝統色パレットを使ってサイトデザインをよりおしゃれに仕上げるためのちょっとしたコツを紹介します。

  1. 初心者がカラー選びで失敗しない3つのコツ
  2. ジャンルに合わせて選べる和音のおすすめ伝統色3選

初心者がカラー選びで失敗しない3つのコツ

和音の伝統色パレットから色を選ぶ際に、初心者でもすぐ実践できるコツを3つにまとめました。
実は、初心者がつまづきやすいポイントは、色の組み合わせを考えすぎてしまうこと。
そこで、まず知っておくと安心な3つのコツをご紹介します。

01

商品写真の中に“使われている色”を選ぶ

もっとも簡単で失敗しない方法が、商品そのものに使われている色をそのまま使うという選び方です。

たとえば:商品の包装、商品の柄、ブランドロゴ

などに含まれる色を採用すると、サイト全体に統一感が生まれ、自然で馴染みのよいデザインになります。

02

迷ったら濃い色を選ぶ

伝統色パレットには淡い色も多くありますが、初心者のうちは紺色・紅・萌葱色・墨色など濃いめの色を使うと全体が締まって見えます。

ボタン・メニューなどの重要な要素も見やすくなり、デザインが崩れにくくなるのもメリットです。

03

サイト全体の“トーン”を決めてから選ぶ

色を選ぶ前に、まずはサイトからユーザーに与えたい印象を決めるとカラー選びがスムーズになり、サイト全体の統一感も自然に整います。

【印象別】和音の伝統色パレットおすすめカラー:

  • 高級感を出したい → 紺青、古代紫、墨色
  • 可愛らしさ・柔らかさを出したい → 桜色、撫子色、藤紫
  • ナチュラル・健康系の雰囲気をだしたい → 若葉色、蜜柑色、紺碧

ジャンルに合わせて選べる和音のおすすめ伝統色3選

ここからは、和音の伝統色パレットの中でも特に使いやすい3色を厳選し、相性のいい商品例とともに紹介します。

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若葉色— 自然・フレッシュ・ナチュラル系に最適

白雪(しらゆき)黒曜(こくよう)
ブランドカラーを若葉色にした時の和音(白雪)ホワイトバージョンのイメージ画像ブランドカラーを若葉色にした時の和音(黒曜)ブラックバージョンのイメージ画像

若葉色は、春の若葉を思わせる明るい緑です。
柔らかさと清々しさのバランスが良く、自然素材・丁寧な暮らし・健康系といったテーマとの親和性が高いです。

  • 食品(抹茶、和菓子)
  • 雑貨(手ぬぐい、草木染製品)
  • ライフスタイル系(ギフト・自然派コスメ)

白雪の明るさとも、黒曜の重厚感とも合わせやすい、幅広いジャンルで使える万能カラーです。

桜色— フェミニン・柔らかい印象に最適

白雪(しらゆき)黒曜(こくよう)
ブランドカラーを桜色にした時の和音(白雪)ホワイトバージョンのイメージ画像ブランドカラーを桜色にした時の和音(黒曜)ブラックバージョンのイメージ画像

桜色は、やさしく上品で、柔らかな華やかさを感じさせる色です。
和菓子、贈り物、コスメ、和雑貨など、“かわいさ・上品さ・季節感” が大事なジャンルと相性抜群です。

  • 和スイーツ(桜餅、季節の和菓子)
  • ファッション(着物、アクセサリー)
  • ライフスタイル系(フラワーギフト、祝い事)

白雪と組み合わせると清楚な印象に、黒曜と合わせると桜色がより映え、上品で女性らしい世界観をつくれます。

紺青—高級感・和モダンに最適

白雪(しらゆき)黒曜(こくよう)
ブランドカラーを紺青色にした時の和音(白雪)ホワイトバージョンのイメージ画像ブランドカラーを紺青色にした時の和音(黒曜)ブラックバージョンのイメージ画像

紺青は、和の世界観でも洋のデザインでも馴染む“万能ネイビー”です。
工芸品・酒類・着物・高級雑貨など、大人向けの商品と相性抜群です。

  • 酒類(日本酒、クラフトジン、酒器)
  • 工芸品(陶磁器、漆器)
  • 高級雑貨(革文具、ルームフレグランス)

黒曜と合わせると一気に大人っぽく、白雪と合わせるとクリーンで上質な印象に仕上がります。

Welcartテーマ「和音」が向いている人は?【用途別に解説】

ここまで、和音の特徴からキービジュアル設定、色選びのコツまで紹介してきました。
では実際に、どんな方に「和音」がおすすめなのか。
用途別に、特に相性のよいタイプをまとめました。

和や日本伝統に関わるECサイトを運営している方

和風スイーツ、和雑貨、工芸品、和装など、世界観づくりが重要なショップと非常に相性が良いテーマです。
縦書き・伝統色・余白表現など、和の雰囲気を自然に高められる機能がそろっています。

EC初心者でデザイン設定に不安がある方

初期設定のウィジェットを差し替えるだけで整ったページになるため、デザインに自信がない方でも安心。
設定項目もシンプルで、最初から高い完成度のサイトを目指せます。

細かいレイアウト設定や文字表現にこだわりたい方

余白調整・書体切り替え・縦書きなど、細かな表現に手を加えたい“作り込み派”の方にも向いています。
細部まで整えることで、”らしさ”を存分に表現できます。

既存サイトの雰囲気を一新したい方

「和音」に切り替えるだけでデザインの印象がガラッと変わるため、サイトリニューアルにも最適。
白雪・黒曜どちらを選んでも、ブランドの世界観に合わせた刷新が手軽にできます。

まとめ|「和音」はEC初心者でも“美しい和のサイト”を作れるテーマ

「和音」は、初心者でも扱いやすいシンプルな設定と、縦書きや伝統色パレット、キービジュアル設定など、和の世界観を表現するための機能が充実したテーマです。

白雪/黒曜の2バリエーションにより、幅広いジャンルに対応できる柔軟性も魅力のひとつ。
和の美しさを大切にしながら、デザイン性の高いECサイトを作りたい方にぜひ活用してほしいテーマです。

興味のある方は、まずはデモサイトで世界観を体験してみてください。

Welcartでは、和音のほかにもさまざまなテーマを取りそろえています。
ショップの世界観に合うデザインを探したい方はこちらもチェックしてみてください。
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