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用途によって使い分け!配送先アドレス帳プラグイン&複数配送先プラグイン

Welcartは、専用のプラグイン(WCEX)を導入することで販売機能等を拡張することができます。
今回は、専用プラグインの中でも 購入フローの配送先指定の機能を拡張するものに絞って特徴をご紹介します。

配送先指定の機能を拡張するプラグインはどれ?

Welcartの配送先指定の機能を拡張するプラグインには、次の2つがあります。


どちらのプラグインも、会員住所以外の配送先情報を複数登録できるといった機能を持っていますが、実はそれぞれ用途が違います。
各プラグインの特徴については次項で詳しく見ていきましょう。

それぞれの用途と特長

 配送先アドレス帳プラグイン WCEX Delivery Address  NEW!



あらかじめ登録した会員住所以外の配送先を、購入時に指定できるようにするオーソドックスなアドレス帳機能です。ショップの業種や商材を選ばず活躍するプラグインと言えます。

こんなショップにおすすめ

  • オーソドックスな「アドレス帳」機能を実装したい
  • 遠方に住む家族への差し入れ品に…といった利用が想定される商材を扱っている
  • その他、どんなショップでも!

実際に使ってみるとこんな感じ

フロント(サイトの表側)

カートの「発送・支払方法」で「別の発送先を指定する」を選択した際に、登録済の配送先を指定することができます。


マイページの「配送先を追加・編集」から、会員住所以外の別配送先を登録できます。
※ 画像はWelcart Basic 利用時のものです。お使いのテーマによって、表示が多少異なる場合がございます。

管理画面(受注データ編集画面)

通常通り、選択した配送先住所が「発送先」に表示されます。

購入ページはこちら

 複数配送先プラグイン WCEX Multiple Shipping



一方こちらのプラグインは、「カート内の複数の商品に、それぞれ配送先を割り当てられるようにする」というのがメインの機能です。
この配送先の割り当てに、あらかじめ登録しておいた会員住所以外の配送先を指定することができます。
少し特殊な機能を持っているため、「Delivery Address」と比べると、やや使う状況が限定されているかと思います。

こんなショップにおすすめ

  • お歳暮やお中元など、一斉に複数の相手に贈るギフト品をメインに扱っている
  • カート内で各ギフト(商品)の贈り先をそれぞれ指定できるようにしたい

実際に使ってみるとこんな感じ

フロント(サイトの表側)|カートページ

カートの「発送・支払方法」に「ギフト用配送先」という項目が追加され、「複数配送を選択、編集する」ボタンが表示されます。



複数配送を選択、編集する」ボタンをクリックするとギフト用配送先指定ダイアログが表示され、カート内の商品を複数の配送先に振り分けることができます。
※ 本プラグインでは、ギフト用配送先指定でのみ登録済み配送先が利用できます。「別の発送先を指定する」から登録済み配送先を利用することはできません。

フロント(サイトの表側)|マイページ

マイページの「ギフト用配送先設定」から、ギフト用複数配送先指定に使う住所を登録・編集できます。

※ 画像はWelcart Basic 利用時のものです。お使いのテーマによって、表示が多少異なる場合がございます。

管理画面(受注データ編集画面)

「発送先」の情報が空白になり、どの住所にどの商品を配送するかが受注明細に表示されます。

購入ページはこちら

「Delivery Address」と「Multiple Shipping」の併用について

 併用は可能か?

「Delivery Address」と「Multiple Shipping」は併用可能です
この2つを併用することで、会員住所でない別の発送先(一か所)を指定する時にも、複数の配送先を指定する時にも、登録済みの配送先を利用することが可能になります。

 併用した場合の動きについて

両プラグイン併用時、「発送・支払い方法」ページの表示は下図のようになります。

「別の発送先を指定する」を選んだ場合

「複数配送先を選択・編集する」を選んだ場合



また、マイページの表示は下図のようになります。
※ 画像はWelcart Basic 利用時のものです。お使いのテーマによって、表示が多少異なる場合がございます。

メモ

2つのプラグインを併用した場合、「Delivery Address」側(マイページの「発送先を編集・追加」)で登録した住所は「Multiple Shipping」の複数配送先指定でも利用可能となります。 もちろん、「Multiple Shipping」側(マイページの「ギフト用配送先設定」)で登録した住所を「Delivery Address」で利用することも可能です。

まとめ

まとめると、

配送先アドレス帳プラグイン WCEX Delivery Address
会員住所以外によく利用する配送先を登録しておくためのプラグイン

複数配送先プラグイン WCEX Multiple Shipping
一度に複数の配送先を指定できるようにするためのプラグイン

ということになります。
確かにどちらのプラグインも使い方次第で同じようなことはできますが、メインの機能や動作はかなり違います。
お店の業種や商材に合わせてより適した機能を実装し、ショップのユーザビリティを向上させましょう。

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